長崎支部
長崎県にお住まいの方
松山大学温山会長崎支部総会
松山大学温山会長崎支部総会報告
松山大学温山会長崎支部総会が平成28年11月10日(木)長崎市万屋町『日本料理・更紗』で開催された。司会の真壁和生幹事(大25)の自己紹介・開会の辞の後、総会・懇親会が行われた。
総会に先立ち黙祷の後、森川保朗支部長(大13)より多忙の中参加いただいた仲間へのお礼と松山大学村上宏之理事長・学長、温山会本部より興梠安会長(大19)・林格専務理事(大24)に「遠路西の果て長崎に来ていただき恐縮です。本当にありがとうございます」と支部総会に参加いただいたことへのお礼が述べられた。また、「少数でささやかな会です。どうしたら参加者が増えるのか毎年の悩みです。幸い温山会創立90周年、大学100周年に向けて学生と温山会が絆を深める会を考えてもらっており、是非とも成功をおさめてほしい。うまくいくと少しでも参加者が増えるのではないかと期待しています。90周年の記念フラッグについては、何がいいか集まって考えてみました。やっぱり長崎は“おくんち”“蛇踊りだ”という事にな、中尾義徳(大14)氏に絵をかいてもらいました。二つの絵のうち勢いのある方を本部に送りました。今日は年に一回の会です。時間の許す限り長崎を楽しんでください」との挨拶があった。
村上宏之学長から「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数は約6,000名となっています。今年4月に旧南海放送跡地に樋又キャンパスがオープンしました。この新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニング(能動的な学習)に最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との連携・共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっています。地域社会との連携をコンセプトに明るく開放的なガラス張りのキャンパスで、多くの方々の来校によって、学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の隆盛に繋げていきたいと考えています。
課外活動では、女子駅伝部への声援に感謝を申し上げたい。お蔭をもちまして初優勝を飾ることが出来た。7年連続のシード権獲得も出来た。今後とも応援をお願い致します。その他、硬式テニス部男女の個人・男子団体が全国大会出場した。ソフトボール男子、バドミントン男女団体等々が全国大会に出場した。松山大学は2023年には創立100周年を迎える。今後も地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導ご鞭撻をいただき、松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたい。温山会・温山会長崎支部の発展と皆様のご健康とご多幸を祈っております」との挨拶があった。
興梠安会長からは「初めて長崎支部に参加することが出来ました。会長に就任して2年7ヶ月、招待いただいたら極力参加している。今日はワクワクして長崎に参りました。父が宮崎県の高千穂の出身という縁もあってか晴れて、念願叶って長崎に来られました。参加人数のことは、少人数でもアットホームでとても素晴らしい。いくら遠くでこじんまりしていても松山大学ここにありを鼓舞していただければこれに勝ることはない。毎年9月に開催される北海道支部に敬意を表したいのは、少人数でも必ず1年に一回総会を開催している。数だけではありません!
私の任期も残り5ヶ月。未だに行くことが出来ていない支部は、徳島支部だが来週行く予定です。山口県防府支部と沖縄支部、最後は男性2人女性3人で頑張っているニューヨーク支部。防府支部と沖縄支部は来年行く予定です。温山会員も72,000人となり、長崎支部の総会が23箇所目になります。28年度は5月20日の総会・松山支部総会から始まって13支部に参加し、9支部には参加できていない。就任して、『三つの貢献』を目標として取り組んでいますが、一つ目は『学生や教職員へのサポート・後方支援』二つ目が『支部と本部、支部と支部の交流・連携』により連携・拡大・充実に結び付けていくこと。三つ目が『地域貢献』で、大学周辺の清掃活動・マイロード清掃に温山会として参加。学生や教職員、温山会員とその家族100名余りが参加しました。
皆さんもそれぞれの地域で“いい汗をかいて”『松山大学・温山会ここにあり』を鼓舞していきたいのでよろしくお願いしたい」との挨拶があった。
林格専務理事からは、90周年記念フラッグは一番最初に長崎支部そして福岡支部と九州から送って頂いた。出来上がったフラッグを来年の総会で皆様にしっかりと見ていただきたい。若手の参加については、温山会と学生を結ぶ活動として、夏休み中に北条支部はギター部と交流し『岬巡り』や『青春時代』を現役学生と温山会員とで一緒に歌って交流した。また、広島支部では落語研究部が漫才で20分程度ステージを務めその後も遅くまで温山会員と交流し好評を得た。仙台の女子駅伝の応援にも学生や教職員・温山会員の交流が進められた。学生により近い温山会として色々な会に学生が参加して交流を進めている。とにかく、温山会の活動を松山大学生が身近に感じられ広まり盛んになっていけるよう努力したい。昨年に引き続き2回目の参加ができ光栄に思う」との挨拶があった。
懇親会の前に記念撮影を行い、待ちに待った懇親会となった。福田潤(大46)氏から「大学の同窓会が今年の6月にあり、20年ぶりに松山に行きお酒を酌み交わした。大学にも寄ったが、樋又キャンパスは南海放送のイメージが強かったのでとても驚いた。薬学部の建物の大きさにも驚いた。大学は100周年に向け、温山会は90周年に向けて益々発展すること、そして皆様のご健康ご多幸を祈念します」の乾杯の音頭で懇親会はスタートした。小雨交じりの木枯らしが吹き荒れた街から、温かい家族的な雰囲気の『日本料理・更紗』での夜。地産地消にこだわったお店で、使用している食材はほとんどが長崎県産。
九絵(くえ)やのどぐろ、アワビや天然のハマチや鯛など鮮魚をはじめ、長崎和牛、旬の野菜、地酒や焼酎などドリンクにもこだわりが。また、お給仕さんがとても上品でお料理の説明も丁寧。まさに“ときよし・人よし・場所もよし”と三拍子そろった最高の懇親会と豪華な料理をいただきながら、大学時代の出来事、単位取得の苦労や金欠病で大変な生活をしたこと。寮や下宿での生活の様子等々松山での話題には事欠かなかった。会が盛り上がる中、別の会があり遅れていた若社長有馬裕幸(大26)氏の参加で再度全員での乾杯となり宴は更に盛り上がった。
宴たけなわの中、長崎支部恒例のダーツ大会が始まった。
3回の合計点で順位が決まる。長崎支部の準備した景品と温山会準備の景品目指した真剣勝負は、楽しみながら1位高木昭彦(大15)氏、2位中尾義徳(大15)氏、3位小林貞正(大14)氏の結果といずれも高得点で成績発表はとても盛り上がった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ予定していた校歌斉唱や最後のセレモニーは二次会でという事になり、参加者全員で会場から歩いて2~3分のスナックに移動して二次会が始まり、参加者全員によるカラオケタイムとなった。
ここでも“愛媛や松山”のことが歌われた曲に人気が集まった。それぞれの得意曲を披露しながら楽しく交流が進む中、一本締めで閉会となった。
1 赤い夕日が ゆらゆらと 瀬戸の島々 写しだす
別府(べっぷ)航路の デッキによれば
新浜(にいはま) 今治(いまばり) 三津浜(みつはま)
私の愛媛 心のふるさと
2 別れがつらい 松山(まつやま)の 道後(どうご)湯の街 こぬか雨
そぞろ歩きの 城山(しろやま)あたり
大街道(おおかいどう)は 夢の街
私の愛媛 心のふるさと
3 蜜柑の山も 賑(にぎや)かに 港宇和島 さんざめく
吉田 法華津(ほけず)の 山々縫えば
夜ぎりさゝやく 宇和の郷
私の愛媛 心のふるさと
4 白波高い 佐田岬(さだみさき) 八幡(やわた)の浜の 大漁船
内子(うちこ) 中山(なかやま) 長浜(ながはま)すぎて
鵜飼(うかい)名高き 大洲川(おおすかわ)
私の愛媛 心のふるさと
【あとがき】長崎支部総会会場『更紗』のマスターが釣り上げた“九絵”が懇親会場に魚拓として飾られていた。愛媛県の南予地方の磯釣りも有名だが、ここの“九絵”には負けました。マスター美味しいいお魚・お料理ありがとうございました。
優しさ溢れるお店と人でした。長崎支部の皆様ありがとうございました。
翌朝駅に行くと特急『かもめ』が停電事故発生で運休となっていた。慌ててバスセンターに行き福岡空港行きの高速バスの手配をしたが、3時間待ち。もっけの幸いとばかりに港長崎をしばらく散策そして、石畳や坂道を歩き、グルメを食し古い町並み等歴史を感じさせる佇まいを堪能して空港バスに乗り込みました。