山口県東部支部

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熱い熱い思いを:温山会山口県東部支部総会報告

更新日:2016年9月15日

平成28年度 温山会山口県東部支部総会報告

温山会山口県東部支部総会が2016年9月3日(土)午後6時から周南市の「ホテルグラマシー」2階にて開催され、平原克己幹事(大19)の司会で開始した。
 山根俊郎支部長(大18)より松山大学・温山会本部、友好支部関係者の参加を得て、開催できることへの感謝とお礼の言葉が述べられた。

【松山大学・温山会へのメッセージを】

【松山大学への貢献、そして発展のために】

 そして「2017年1月が温山会の90周年の記念日となり、10年後には100周年を迎える。松山大学への熱い思いを込めたメッセージを寄せていただきたい。今年の夏は猛暑でしたが、リオ五輪での日本選手団の活躍は一服の清涼剤となった。我が母校松山大学の高見澤安珠選手が3000m障害に出場した。2周目までトップを走っており予選通過を期待したが、3周目から徐々に遅れ始め残念ながら予選通過をすることが出来なかった。その後のインタビューでは、4年後が大きな目標なので、この経験を活かしてこれからしっかりと前を向いていきたいと力強く語った。4年後が大いに期待できるものと思っている。この他にも女子駅伝部には全国レベルで活躍する選手が多数いる。昨年の全日本大学女子駅伝と富士山女子駅伝では3位と大健闘した。2位が目前、1位も視野に入ってきたと思っている。今年は10月30日に全日本女子駅伝、12月30日に富士山女子駅伝が開催される。テレビや現地での応援をお願いしたい。大学の就職率は96.5%で前年度を上回ってはいるが、全国平均と比較するとやや低い。入学者数は定員こそ満たしてはいるが、残念ながら山口県からの入学者は激減している。温山会の会則には『会員相互の親睦を図り、大学の発展に寄与することを目的とする』とあります。また、興梠安温山会会長も“三つの貢献”の中に、大学への貢献を掲げている。大学の発展に貢献するためには、受験者に対しては松山大学をPRし、卒業生に対しては、就職を斡旋していただきたい。本日は旭酒造社長の桜井博志様(大22)より“獺祭”をいただいております。各テーブルの“獺祭は「酔うための酒」また「売るための酒」ではなく、「味わうための酒」を追及して造られた純米大吟醸の銘酒です。今や日本ではなく世界の“獺祭”となっております。この“獺祭”を味わいながら、大いに語り合って親睦を深めて頂きたい。松山大学と温山会の益々のご発展と皆様方のご健勝とご活躍を祈念いたします」との挨拶があった。

【記念フラッグに、山口をアピール】

【記念フラッグに、山口をアピール】

 平原幹事から記念フラッグについての補足説明と応募要領が説明された。山口県東部支部のイメージするもの、アピールが出来るものを考えて応募してほしい。

続いて、村上宏之学長から支部総会開催のお祝いの後、「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっています。今年4月に旧南海放送跡地に樋又キャンパスがオープンしました。この新キャンパスの1階は、新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっています。2階には研究棟と大講義室。3階は演習室。基本的には、旧1号館と3号館と地域センターの移転をおこなっている。建物は全面ガラス張りで、地域社会との連携をコンセプトに明るく開放的なキャンパスで、多くの方々の 来校によって学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の場に繋がると期待しています。レストラン『ル・ルパ』やカフェ『ラ・ノワ』も併設しており、是非ご来学いただきたい」との呼びかけがなされた。

【修学意欲の向上と研究交流の場】

【修学意欲の向上と研究交流の場】

 課外活動では、「昨年度は、女子駅伝部が杜の都女子駅伝で2年ぶりに3位に。その結果で出場した12月の富士山女子駅伝でも3位になった。今年度はベトナム・ホーチミン市で開催された第17回アジアジュニア陸上競技選手権大会女子5000mで緒方美咲選手(経営2年)が銀メダルに輝いた。高見澤安珠選手(経営3年)が6月の日本陸上選手権大会3000m障害では大会新記録で2連覇を果たし、8月に行われるリオデジャネイロ五輪出場できた。テニス部男女が全国大会に、ソフトボール男子が11年ぶりに全日本大学選手権大会出場しました。バドミントン部男女団体が全国大会出場権を獲得しております。最後に、温山会山口県東部支部の今後益々の発展と皆様のご健康とご多幸を祈念したい」との挨拶があった。

 

【90年から100年に向けて英知を結集】

【90年を経て100年へのスタートを】

 大城戸圭一温山会副会長(大25)からは、「昨日興梠会長から電話があり『東部支部総会への参加が出来ない事をお詫びし、皆様によろしくお伝え頂きたい』とのメッセージを言付かったことをまず最初にお伝えしたい。私自身周南市へは、ラグビー部の同期生が結婚をするときに来て以来35年ぶりでしょうか。これ以外には『父母の会』の地区別懇談会で各地を回らせてもらい、山口県では西京銀行の理事の方に大変お世話になったこともあります。2017年1月には温山会創立90周年となる。90周年の節目を超えて100年に向けて松山大学と共に温山会も発展にしていきたいと考えている。温山会の目的としては会員の親睦と松山大学の発展に寄与することだ。今年も温山会として、マイロード清掃という大学周辺の道路を学生と温山会員がボランティア活動を行った。夏休みにはオープンキャンパスがあり、来年度大学進学予定の高校生やその保護者へ温山会として話をする機会があった。温山会から秋川副会長と二人で“社会人として求められる人材”について話をしてきた。今年は来年の90年を経て100年へのスタートをいかにすることが出来るかを考えていきたいと思っている。
 全国の支部では高齢化と女性の参加はいかにあるべきかといったこと苦慮している支部も多い。東部支部には沢山の方々が参加されており、大先輩から若い方まで幅広いメンバーの参加が得られている。今日の会では支部の色々な事柄を語り2年に一度の支部総会を有意義な会にしてもらいたい」との挨拶があった。

【このひと時を大切に、そして次回も】

【このひと時を大切に、そして次回も】

 山口支部の藤井洋前支部長(大16)からは「山口支部は平成27年9月に10周年記念支部総会を開催することが出来た。松山大学は地元松山や四国の学生が多く、山口県等の地方支部からの学生が少ない。従って地方には人材の補給が出来ていないのが現状で、温山会は若手が少なく高齢者中心の構成となっている。東部支部は若手と女性メンバーが多く羨ましい。県内それぞれの支部同士の交流も深めていってほしいし、山口支部へも是非来てほしい」との挨拶があった。林専務理事からは「興梠会長は全支部への参加を目標としている。温山会のHPがあり支部総会の様子を掲載しているので是非見てほしい。温山会創立90周年は、手づくり感のある90年にしようということで、昨年5月の温山会総会から“温山会未来募金”を参加者にお願いし、その浄財で記念の温山会グッズを作成しプレゼントしたいと思っている。協力をお願いしたい」との挨拶があった。
 写真撮影の後、待ちに待った懇親会は貞木雅和氏(大35)の「松山大学の益々の繁栄、温山会の発展、ご参会の皆様の今後益々の活躍」を祈念した元気いっぱいの乾杯の音頭でスタートした。

【大学の発展と皆様のご活躍を】

【大学の発展と皆様のご活躍を】

 美味しい瀬戸内海の魚や地元の旭酒造からプレゼントをしていただいた美味しいお酒“獺祭”をいただきながら、リオデジャネイロオリンピックや学生時代の思い出話等々で盛り上がる中、松山は第二の故郷、やさしい街松山、ガラス張りの体育館や松田池や御幸寺山の冒険。松山市内温泉巡りや銭湯巡り下宿生活や下宿での麻雀大会や強かった広島カープの話。お酒と仲間との久々の再会で盛り上がる中、松山大学の近況を映像で紹介した。ドローンでの空撮映像を、ポイントポイントでとめて、昭和の時代と比較しながらの話には参加者がそれぞれの思いで懐かしく見つめる様子がとても印象的だった。

温山会報用のテーブル別記念撮影や楽しかった交流の時間もあっという間に過ぎ、支部総会も終盤「松山大学校歌」の斉唱となった。全国どの支部でもCDの演奏は聞こえても参加者の歌声は聞こえにくいことが多い。司会者の強力な呼びかけもあったが、平成卒業生を中心にしたメンバーの元気のいい歌声は表彰に値するほど立派だった。

そして、最後に歌った「松山商科大学校歌」にいたっては、参加者全員がステージに上がり俄か指揮者も登場し、その指揮に合わせて実にしっかりと老若男女で歌われたのには大感激だった。

歌声は天下一品。多くの仲間が心地よい満足感の中でフィナーレを迎え、再会を祈念し中原健次副支部長(大20)万歳で閉会した。

【あとがき】2年ぶりの山口県東部支部総会は大盛況の中で終了した。2016年3月に卒業生も多くの先輩方に囲まれ温山会の良さを満喫できたことと思います。若手と先輩方とが見事に融合した支部総会をとても充実した気持ちで過ごすことができました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA総会終了後の幹事の皆様方との二次会は、大学や温山会への熱い熱い思いをひしひしと感じながらの会でした。山口県東部支部の皆様ありがとうございました。

 

 

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