松山支部
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第368回松温会3月例会報告
「第368回松温会3月例会」が3月17日(木)正午より、松山大学カルフール・カフェテリアにて開催されました。毎年3月の松温会は、松山大学で開催しており、今回は、昨年11月に「社会人と学生の交流会」を開催した報告と振り返りを中心に、学生支援団体PIERの大澤拓也さん(経営学部3年次生)、仙波世吏佳さん(経営学部3年次生)、 竹中千由希さん(人文学部社会学科3年次生)をゲストスピーカーに迎え「温山会とPIERの新しい取り組み」というテーマで卓話を行っていただきました。※学年は、2016年3月時点
学生支援団体PIER(以下、PIER)は、「学生による 学生のための 学生生活支援」を掲げ、2012年1月に設立されました。現在、活動スタッフは約130名。毎年春には、新入生を対象にインタビューをはじめ、履修相談、夏にはオープンキャンパスでの案内役、スタッフ研修、秋には熟田津祭への出店、学生支援室セミナー、授業アンケートと一年を通じて幅広く活動を行っています。
今回「温山会とPIERの新しい取り組み」の企画は、定期的に行っているスタッフ研修の中で「PIERとして一般学生の学生生活をより良いものにするためには何をすべきか?」というテーマのもと、スタッフ各自が持ち寄った企画の中から、「社会人と学生の交流会」という企画が採択されました。
松山大学には、卒業生約72,000人を擁する同窓会組織『温山会』があります。「その温山会員の皆さんと在学生の交流機会を持つことが出来ないでしょうか。」というPIERからの提案を温山会が受け入れる形で、昨年11月28日(土)「社会人と学生の交流会」が開催されました。当日は、年齢・性別・業種の異なる6名の温山会員の皆様にご出席いただき、学生は約50名が参加し、充実した交流会となりました。
当日の内容は、全体の質疑応答から始まり、事前質問の4つのテーマ1.業種や職種を選んだきっかけとその仕事に就くために行ったこと 2.どのようなモチベーションやスタンスで就職活動を行ったか 3.学生のうちにしておくと良いこと 4.社会人になって学生の頃と変わったこと について、温山会員の皆様から様々な体験談や社会人としての在り方などが発表されました。その後、6グループに分かれて、先輩を囲む形で着席し、学生からの様々な質問や相談に懇切丁寧に回答する温山会員の皆様と熱心に聞き入りメモをとる学生達の姿が印象的でした。
この交流会の報告と終了後のアンケート結果について、様々な角度からの報告が行われました。総じて、今回初の開催となった「社会人と学生の交流会」は、温山会員の皆様、学生の皆さんともに高評価で有意義な結果となりました。今後も定期的に開催していく予定で、第2回目の「社会人と学生の交流会」は、2016年11月の開催に向けて準備を進めております。これからもたくさんの温山会員の皆様にご出席いただき、先輩から後輩へ“三実”を受け継いでいただきたいと思います。温山会事務室より声掛けさせていただいた際には、ぜひご協力いただければ幸いです。
最後にゲストスピーカー務めた学生3名の凛とした姿を評価する声が多数ありました。学生達の「学生による 学生のための 学生生活支援」をモットーに試行錯誤、自助努力をする姿に温山会からもエールを送りたいと思います。
次回「第369回松温会4月例会」は、2016年4月21日(木)正午よりいよてつ会館3階ロビンルームにて、経営学部の檀裕也教授とプロジェクト参加学生をゲストスピーカーに招き、『学生が成長する産学連携プロジェクト~社会人基礎力育成事業「のうみん社プロジェクト」の
取り組み~』と題して卓話を行っていただきます。
年度始めの忙しい時期ではありますが、温山会員の皆様はぜひご出席ください。