松山支部
愛媛県松山市周辺にお住まいの方
「第356回松温会2月例会」を開催
平成27年2月19日(木)正午より、いよてつ会館3階ロビンルームにて「第356回松温会2月例会」が開催され、37名の卒業生や大学関係者が参加した。冒頭の秋川会長の挨拶では、前日に「温山会功績者表彰」に於いて「第53回愛媛マラソン」で初出場・女子総合優勝を果たした松山大学女子駅伝部前主将:山上真里枝さんを温山会・父母の会・文京会から表彰した旨の報告が行われた。
松温会では、毎回温山会員の方に様々なテーマで卓話をして頂いているが、今回は、初めての試みで現役学生をゲストスピーカーに招き『18年越しの夢~小さいことを積み重ねて~』と題し、経済学部4年次生の吉川智貴さんに現在の大学生の生活事情から就職活動の内情、社会人として踏み出す抱負等を話して頂いた。吉川さんには、昨秋に県内外で開催された「父母の会地区別懇談会・講演会」にて、「就職内定者による就職活動体験談」を話して頂いていた。今回はその内容に加えて、幼少期からの夢であった企業への就職内定、その夢の実現に向けて費やした大学4年間の生活を振り返りながら、社会に巣立っていく現在の心境、そして、自身の未来予想図等が語られた。
吉川さんにとって学生生活における大きな柱は、3年次生から加入した「学生支援室PIER」での活動であったという。「大きいことせんでいいから、小さいことを積み重ねて行けばいいんじゃない」という激励を友人から受けて、その後、そしてこれからも大切にしていこうと心に決め現在の自分があると振り返った。また、宇和島駅から松山駅までの駅名について順番を間違えずに言っていくという特技も披露し、参加者から賞賛の拍手を受けた。大学4年間のモラトリアムと呼ばれる期間は、その後の人生を左右するくらいの大きな道標になるとも言われている。今回、初の企画で現役の学生をゲストスピーカーに招いて開催したが、世間からは“ゆとり世代”と呼ばれている学生の現況や将来に向けての夢、社会の
第一線で活躍されている方々から見た後輩の姿を感じて頂く観点からは一定の成果があったのではないだろうか。
次回「第357回松温会3月例会」は、毎年恒例の松山大学での開催で、2月の例会に引き続き初の試みで『厚生会館カルフール20周年にあたり現在の生協は…』『食から広がる可能性』という2本立ての卓話を予定。また、昼食は、松山大学女子駅伝部の栄養コーチ:大田美香氏監修の「アチエイジング&免疫力のアップ」定食を提供させて頂く予定。日時・場所は、3月19日(木)正午より松山大学カルフール1階カフェテリアにて開催する。