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温山会高知支部総会開催報告

更新日:2015年10月13日

高知支部総会開催報告

OLYMPUS DIGITAL CAMERA温山会高知支部総会が10月3日(土)午後6時から高知市の「三翠園」にて開催された。司会の徳橋正人事務局長(大35)の自己紹介の後、総会・懇親会が行われた。
 永野雄敏支部長より昨年度から会場を変え事務局も若返りを図ることで参加者も増えてきたこと。松山大学・温山会本部関係者の参加を得、支部総会が開催できることへのお礼の言葉があった。
 来賓紹介の後、村上学長から大学の近況報告として、5学部6学科と大学院、短期大学部からなる総合大学になっていること。学生数が6,000人を数えること。旧南海放送跡地の樋又キャンパスに新棟を建設しており、このキャンパスは地域社会の集いや交流の場、知の空間をコンセプトにしていること。ここに、1号館のゼミ教室・3号館教室・研究センターの教員研究室、キャリアセンター事務部や社会連携室の移転が予定されていること。また、ソーシャルコモンズという空間を設けて、ITを活用したグループ学習や地域連携活動に利用し、レストランやカフェもできる予定であることが報告された。完成は来年の3月を予定し、7月から供用開始になるので是非来学し見学頂きたいとの挨拶があった。

middle_1440389704[1] 課外活動においては、全国大学レベルで女子駅伝部(写真右:2015夏合宿in久住高原)が華々しく活躍しており、昨年は4位に入賞し5年連続シード権を獲得した。女子駅伝部の選手の中には、アジア陸上競技選手権で日本代表として出場した選手、日本陸上競技選手権では見事日本一に輝いた選手。フランスでの国際大会で日本学生新記録、日本歴代3位の記録で4位入賞した選手やユニバーシアード日本代表としてハーフマラソン個人銅メダル、団体で金メダル獲得に貢献した選手もいる。この10月には仙台開催される「杜の都女子駅伝」では、優勝が狙えるチームになった。この他、ソフトテニス部男女や硬式テニス部男女、軟式野球部、バドミントン部男女団体が全国大会に出場したこと。文系では、落語研究部が全国大学お笑い選手権D1グランプリで団体優勝したこと。松山大学は8年後には創立100周年を迎えることになる。地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導、ご支援・ご鞭撻をいただきたい。松山大学はこれまで通り温山会との緊密な協力関係を築いていきたいとの挨拶があった。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 所要で出席できない興梠会長代理の秋川啓人温山会副会長(写真右)から自己紹介の後、平成29年1月8日には温山会が発足90周年を迎えることになること。現在90周年に向けて記念事業について実行委員会で検討に入っていること。平成28年1月21日に温山会松山支部(松温会:しょうおんかい)で、温山会の歴代会長4人によるシンポジュームを予定している。これをキックオフとして、再来年1月に90周年の祝賀会をし、年度が替わった4月以降にはOBによる講演会等を開催していきたいと考えている。
 また、「三つの貢献」として取り組んでいる三つ目の地域貢献事業は、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動をタイアップ事業とし、2回目を10月10日(土)に実施する予定で、地域に根ざした活動を通して大学や地域に貢献しようと思っている。90周年に向かっていろいろなことに取り組んでおり、温山会未来募金への協力もお願いしたい。平成28年1月21日の松温会で開催されるシンポジュームの前に、「四国圏内支部長会議」を開催する予定であるので是非参加してほしい。90周年は大学100周年、温山会100周年に向けての途中だ。大学・温山会の活性化のために積極的に参加してほしいとの挨拶があった。
 キャリアセンターの藤田部長からは、松山大学は「就職に強い」大学と言われている。これは、先輩方が活躍されている賜物だと思う。卒業生の皆様は大学にとって『宝物』だと思っている。就職率については、文部科学省より厚生労働省の方が数字は信頼できる。全国国公立・私立卒業生の就職率は昨年までは60%台だが、松山大学は以前から常に80%台をキープしている。1学年1,300人超の学生の80%以上が就職するということは凄いこと。残りの10数%は公務員試験等受験希望者であり、就職したいけどできなかったのは一桁の人数となる。これは他の大学では考えられない数字で先輩方のお陰でいい就職ができている。また、バドミントン部の監督もしており、高知からの学生も活躍してくれているが、支部総会で先輩方との顔つなぎをし、絆を深め、ご支援をいただきながら、学生の就職に結びつけていきたいとの挨拶があった。
 総会では、会計担当幹事の寺本静代氏(大45)から、26 年度の収支報告、監査の戸田陽三氏(大29)から監査報告があり、議題が承認され総会は終了した。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 林温山会専務理事(大24)の乾杯の発声で懇親会が始まった。土佐の美味しいお酒はもちろん、ビール、焼酎等を味わいながら会は盛り上がりを見せ、名刺交換、親交を深める歓談が至る所で繰り広げられた。宴たけなわの中、最後はやはり松山商科大学・松山大学の校歌・逍遥歌。大声で歌い盛り上がった。記念撮影を終え、来年度から10月第一土曜日を支部総会の日とすることを確認し、岩原賢一氏(大37)の松山大学の発展を祈念するエールと三本締めで幕を閉じた。

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【あとがき】10月3日は、10と3で「とさ」の日。待ちわびての高知入りだった。宿舎から三翠園まで、久々の高知の町をぶらり歩きで向かった。「こじゃんとうまいぜ!土佐家の恵み!たべにきいや!」中央公園は、土佐の豊饒祭真っただ中で、土佐のグルメ「戻りカツオ、土佐の赤牛、新米、新高梨や水晶文旦、マッタケや新酒」等々、旬の食材が溢れ、えも言われぬ盛り上がり。総会前で十分な時間がないのが残念だったが、厳選の一品をいただき会場入りした。三翠園は国の重要文化財に指定された「武家長屋」。振り向けばぬけるような青空にお城が栄え、14Fの会場からは鏡川や運動公園や筆山も眺められる好スポットだった。20名超の参加の二次会。翌朝の高知の朝市、高知城。滞在17時間ながら、高知を堪能しました。「高知家」の皆様来年もよろしくお願い致します。

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