―松山大学創立100周年記念ホームカミングデー開催報告―

令和5年11月18日(土)に創立100周年を記念し、松山大学文京キャンパス・樋又キャンパスにて卒業生らを迎えるホームカミングデーが開催されました。
温山会も「講演会＆パネルディスカッション」や「ホームカミングパーティー」を大学と共催し運営に参画させていただきました。

当日は朝から「警報」が発令され開催が危ぶまれましたが、予定どおり開催することができました。

10時30分から行われた講演会＆パネルディスカッションでは「スポーツを通じての国際貢献」をテーマに元駐デンマーク小川郷太郎氏と本学OBでカンボジア柔道ナショナルチーム代表監督濱田初幸氏（大27）が国際社会への貢献について、自身の経験を交えながら講演が行われました。後半は「松山大学から世界へ」をテーマにパネルディスカッションが行われました。コーディネーターに長井基裕氏（大34）、パネリストには講演をいただいた濱田初幸氏のほか、マラソンの土佐礼子氏（大48）、剣道日本一の村上哲彦氏（大64）、本学薬学部の山口巧教授を迎え熱いトークが繰り広げられました。

13時00分からは、コロナ禍により実施できなかった、2019年度卒業生の「3年越しの卒業式」が執り行われました。式では、新井英夫学長より「晴れの舞台を皆さんに用意してあげることができなかった無念さを、我々教職員はずっと心の中に抱え続けていました。皆さんが校訓『三実』の精神を忘れず、創意と工夫によって、これから歩んでいく皆さんの人生が、希望に満ち、そして、充実したものとなることを心より祈念しています」と式辞を述べ、卒業生代表より「叶わなかった卒業式を記念すべき100周年の年に実現してくださり感謝申し上げます」と答辞が述べられました。
その他、温山会館ではクッキーやお茶の接待のほか、記念品等の入った「温山会福袋」の配付を行いました。また、他の会場では、100周年の歴史展示、ゼミ・サークルによるOB・OG会、来場者による「証づくり」など多くのイベントが行われました。

16時00からは学内のル・ルパでホームカミングパーティーが開催されました。新井英夫学長の挨拶の後、大学創立90周年記念事業でメモリアルキャンパスウエディングを挙行された日野林太郎様（大58）の乾杯により賑やかな雰囲気でパーティーが行われました。

ホームカミングデーに来場された温山会員の皆さんは、学生時代に苦楽を共にした仲間との再会に懐かしみつつ、盛況のうちに幕を下ろしました。