『全日本大学女子駅伝優勝記念』尾道支部総会開催
平成29年6月7日(水)19:00からグリーンヒルホテル尾道にて、総勢40名の参加のもと温山会尾道支部総会が開催された。今回は、『全日本大学女子駅伝優勝記念』と銘打ち、大学女子駅伝部主任コーチの村井啓一氏(大46回)により、「全国制覇の舞台裏」という演題で講演が行われる特別な総会となった。冒頭、勝島康次郎尾道支部長(大18回)から、第34回全国大学女子駅伝で全国制覇を成し遂げたことは賞賛に値することであり、母校の栄誉を称えて誇りに思う。練習環境も決して良いとは言えず、有力選手もなかなか採れない中、創部9年目での優勝は快挙と言え、その裏話がつぶさに聞けるものと楽しみにしているとの話があった。続いて、温山会本部や各支部からの出席者の紹介の後、講演がスタートした。
当日はこの講演の取材の為、地元新聞社やケーブルテレビ等3社が訪れ、華々しい講演会となった。講演では、まず村井氏の自己紹介から始まり、生まれてから松山大学入学までの経緯、大学卒業から松山大学へ入職しコーチとして指導を始めるまでが紹介された後、駅伝部練習時の裏話や強化合宿の風景、選手の成長、勉学との両立、地域住民とのつながり、優勝に至るまでの秘話等、普段聞くことのできない「裏話」が披露され、時折起こる笑い以外は聴衆全員が静かに興味深く聴き入っていた。また、「女子駅伝全国制覇」のDVDも後半に上映され、講演終了時には割れんばかりの拍手喝采が会場を包み込み、同窓生全員が母校の栄誉を称えながら、これからの活躍を期待して講演は終了した。(後日、中国新聞にこの講演会についての記事が村井氏の写真入りで掲載された。)
その後、懇親会へと移行したが、講演の余韻に浸りつつ、和やかな雰囲気の中で多種多様の料理や酒を楽しみながら宴は進行し、後半にはじゃんけん大会による景品争奪等の催しも実施され、本年の記念すべき尾道支部総会は成功裡のうち無事終了した。
追記:今回の尾道支部総会出席者全員に、尾道支部幹事会発行の「松山大学温山会 尾道支部 支部史」(2017年6月7日発行 第2版)が配布されたが、これは昭和28年の尾道支部創立から平成9年に至るまでの尾道支部総会の歴史を知る上での貴重な資料であり、永久保存に値する冊子である。