平成28年度温山会総会・松山支部総会
平成28年度温山会総会・松山支部総会
平成28年度松山大学温山会総会・松山支部総会が5月20日(金)午後6時30分から行われ、会場の「ひめぎんホール」真珠の間に卒業生700名を超える会員が一堂に会した。最初に物故会員の冥福を祈り出席者全員で黙祷を捧げた。そのあと、母校グリークラブ(在学生)のリードにより松山大学校歌を全員で斉唱した。
開会にあたり、第17代興梠安会長(大19)から、
「去る4月14日の熊本地震でお亡くなりになられた皆さんへ哀悼の意を表し、被災された皆様へのお見舞いを申し上げたい。幸いに熊本在住の温山会員の訃報 やけが等の情報はないものの、住宅や家財道具の被害は甚大なもので、一日も早い復旧を願っています。本日の総会には、東は東京から西は広島まで、全国各地から700名近くの会員の参加により実施できることをとても嬉しく思います。また、本日の総会の開催に当たり、総会準備委員会の皆様には大変お世話になりました。私自身これが2回目の総会となります。昨年度5月15日の総会を皮切りに、21の支部総会に参加できました。31支部からの案内を受けましたが、残念ながら参加できなかった支部には申し訳なく思っています。職域支部では、有師寮OB会・県庁OB会味酒野会、應援團OB会・松山市役所職員OB 会、4つの職域支部と地域支部2,800名との交流を図ることができました。しかしながら、42番目のニューヨーク支部・41番目の沖縄支部・徳島支部・ 防府支部・防府支部女性部会・長崎支部、合わせて6支部には参加できていません。今年度は参加できていない6支部を中心に、全国各地の支部会員の方々にお目に掛かれるようにしたいと思っています。今日は年に一度の総会です。出会いを大切にしていただき、老若男女を問わず交流をしてほしい」と、就任2年を振り返るとともに、これからの決意が述べられた。
秋川啓人松山支部長からは「温山会本部は、2017年1月8日には創立90周年。松山支部も創立60周年を迎えます。去る1月22日に松山支部松温会新春特別例会を行い、今井13代会長・麻生14代会長、野本第16代会長、現在の第17代興梠会長をパネリストに、今後の温山会活動についてのパネルディスカッションを行い、90周年に向けてのキックオフとしました。私たちの活動は、我々が先輩方に育てていただき今があるように、現在の活動を通して会員同士の連携を深めるだけではなく、学生も後継者として見据えた上での取組みを進めていきたいと思います。今後ともご協力いただきたい」との挨拶があった。
来賓を代表して、村上宏之理事長・学長から、樋又キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との創造活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースを設けていること。地域・社会との連携をコンセプトに、新しく開放的なキャンパスにすることで、多くの方々の来訪によって学生の修学意欲の向上や地域との研究交流に繋がることを期待していること。また、本学の就職状況、入試・入学状況。学生の課外活動状況についての報告がなされた。今後は100周年に向けて地域の高等教育の拠点、知の拠点として、卒業生・大学生・教職員が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう一段と体制を整えていきたいので、今後も松山大学温山会と緊密な協力関係を築いていきたいとの挨拶があった。
次に、功労者表彰が行われた。今年度は渡部賢一温山会本部顧問と新居田大作前今治支部長の2人が表彰された。渡部顧問は都合によって欠席で、新居田大作顧問に興梠会長から表彰状と記念の銀杯が贈呈された。
表彰に続いて本部議事に入った。4月22日に理事会で承認された議事、27年度事業報告と収支決算書、28年度事業計画と収支予算書が専務理事から報告された。28年度の事業としては、学生への応援として「四国インカレの応援依頼」と「温山会地域貢献事業:土佐礼子選手と松大駅伝ガールズと走ろう!」の紹介があった。また、2017年1月8日には温山会創立90年目に当たることで、90周年記念事業の予算が組まれたことが報告された。
松山支部総会では、松山支部の理事等の欠員補充人事について増岡事務局長から提案があり承認された。27年の事業報告と収支決算書、28年の事業計画と収支予算書について報告された。
最後に壇上の理事長・学長、温山会本部の会長・副会長の紹介後、来賓の大学関係者と地域支部長の紹介があり総会は終了した。
いよいよ待ちに待った懇親会は、温山会功労賞を受賞された新居田大作今治支部顧問の力強い乾杯の音頭でスタートした。
その後、総会に寄せられた、祝電と祝酒の披露があった。
(誠にありがとうございました)
美味しいお料理とお酒で交流の輪が広がり、名刺を交換する姿や久々の再会を喜び合う姿があちこちで繰り広げられ、会場は大いに盛り上がった。会の終盤には、興梠会長を中心に温山会有志が中心となって、来る温山会90周年に向けた「未来募金」の呼びかけがあり、募金額は
96,685円にもなった。
(ご協力ありがとうございました)
宴たけなわの中松山商科大学校歌と逍遥歌の時間となった。中野良雄氏(大23)を中心に應援團OBの方々のリードで、懐かしい口上
“北に波静かな瀬戸内海の島々を眺め 南に四国連山石鎚の峰を仰ぎつつ
伊予松山城はその麓 94年の伝統を誇る 松山商科大学” 学歌 斉唱!
と勇壮な太鼓の音と700名超の力強い歌声が会場に響き渡り、“大学や温山会へのエール”に一同酔いしれた。
最後に、少林寺拳法部OB会代表上甲成治氏(大23)による「万歳・万歳・万々歳で」90年目の温山会総会は中締めとなった。
アフター9は、サークルの仲間や気の合った仲間、同期生、職場の先輩後輩等々が連れだって二次会に向かった。20日夜の松山は市内各所で松大パワーが爆発したことだろう。
参加いただきました皆様本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。、