松山大学合氣道部 創部50年記念演武会・OB総会 開催報告
松山大学合氣道部 創部50年記念演武会・OB総会 開催報告
松山大学合氣道部の創部50年を記念して、演武会・OB総会・懇親会が平成27年12月5日(土)松山大学で開催された。
初めに午後1時から演武会が御幸キャンパス彰廉館1階柔道場にて行われた。OB担当の永野翔平部長(法学部3年)による司会進行のもと、まず村上宏之松山大学理事長・学長並びに、興梠安松山大学温山会会長より賜った記念祝詞が紹介され、次に合氣道部部長の淺野剛経営学部教授より「本日はおめでとうございます。実は本日OBでお越しいただいている川西正人さんは大学の同期で、彼が45年前に現在の薬学部棟がある辺りで、グラウンドに畳を敷き、日々稽古していたのを思い出します。合氣道は相手との調和を目指しており、自分を守る護身術と考えますので、武道として社会に出て役立つ機会があると思います。今後とも学生の支援の程、よろしくお願い申し上げます」と挨拶があった。
次に、合氣道部OB会長代行の山本勝一氏(昭和47年度幹部・第6代)より「本日は恒例のOBによる稽古総見ですが、演武会にも多数のOBの方にご出席いただけるということをお聞きしております。学生の皆さんは元気で溌剌とした演武が見られることを期待しております。合氣道部が今後100年続いていくよう、OBの皆様もご支援の程よろしくお願いします」と挨拶があった。
最後に主将の則充さん(法学部3年)から、演武の意気込みと、学生らしい活気のある技を披露することについて挨拶があった。
続いて学生演武が行われ、学年ごとに日頃の稽古の成果が元気よく披露された。
休憩を挟み、OBによる演武が続き、川西正人氏(昭和48年度 幹部・第7代)、酒井明彦氏(昭和49年度幹部・第8代)、長谷川宏司氏(昭和58年度幹部・第17代)、井川敏浩氏(昭和58年度幹部・第17代)、浦中和則氏(昭和58年度幹部・第17代)、竹内有人氏(平成8年度幹部・第30代)、大塚徹氏(平成15年度幹部・第37代)、山本泰裕氏(平成18年度幹部・第40代)、吉田一登氏(平成24-25年度幹部・第45代)の以上9名が演武を披露した。
その後、日頃合氣道部に技術指導を頂いている谷本敏夫氏(合心館館長)による師範演武並びに合同稽古が行われ、OBと現役学生を交えた、活気溢れる光景が見られた。
演武会後の午後5時から、場所を文京キャンパスカルフール1階食堂に移し、OB総会並びに懇親会が行われた。OB総会では議事として「松山大学合氣道部OB会」の名称変更、役員改選等について原案の通り承認された。これにより、今後は会の名称を「松山大学合氣道部孝勇会」とし、新三役として、孝勇会会長・山本勝一氏、孝勇会副会長・川西正人氏並びに酒井明彦氏、孝勇会事務局長・大塚徹氏の以上4名が選出された。なお、孝勇会については初代師範の故 佐柳孝一先生と創部時の指導者であった故 松隈勇夫先生から1字ずつ頂いている。
その後、懇親会が行われ、新三役紹介や各役員からの挨拶が行われ、代表として孝勇会会長の山本勝一氏による乾杯のご発声で会がスタートした。和やかな雰囲気の中、現役学生とOBとの交流が進んだ。
昔話に花が咲く中、土谷東洋氏(昭和42年度幹部・初代)による中締めの挨拶があり、現役学生への激励の言葉があった後、平中輝夫氏(昭和43年度幹部・第2代)が会を締めくくった。
合氣道部は今年創部50年を迎え、改めて歴代OBからの力添えに感謝するとともに、現役学生との密な交流の場を設けることができたのは、大変意義深いことであった。今後も合氣道部のますますの発展をOB並びに現役学生協力のもと進めていくつもりだ。
【あとがき】年間を通して様々な部やサークル、ゼミ等々のOB会やOBと現役学生や指導教員等の交流会が松山市を中心にそれぞれゆかりの都市で開催されています。温山会でも情報(写真・報告文等)をいただけると今回のようにHPにアップすることができ、参加できなかったの方々にも現況をお伝えすることができます。12月5日の合氣道部のOB会当日も、多くの方々に温山会館にも寄っていただき多くの情報もいただきました。ありがとうございました。
温山会も2018年1月が創立90周年目に当たります。多くの温山会員でお祝いができるよう、そして手作り感のある90周年にできますようご支援とご協力をお願い致します。そして、より多くの方々とともにこの日を祝い、大学創立100年、温山会創立100年に向けた起点にしたいと思っております。