松山大学温山会について
温山会は、松山大学各学部、大学院、短期大学と、松山大学の前身である松山高等商業学校、松山経済専門学校、
松山商科大学の卒業生を正会員とする本学の同窓会です。
会の名称は本学創立の恩人、新田長次郎翁の雅号を冠したもので、加藤彰廉初代校長によって名付けられたものです。会の創設は1927(昭和2)年。第1回卒業生によって創られ、加藤校長を会長として発足しました。 本学の発展とともに会員数を増やし、現在、その数は約8万2千名になります。
現在、温山会支部は、日本・海外に43支部設けられ、北は北海道から南は沖縄、そして、2015(平成27)年には、海外初の支部:アメリカ・ニューヨーク支部が開設され、次いで2年後の2017(平成29)に中国大連支部が活動を開始しました。このように、温山会本部・支部の活動はますます拡大・活発になっています。
現在の温山会館は、1999(平成11)年3月に完成し、松山高商時代からの本学のシンボルとして、在校生、卒業生、松山市民からも親しまれ、1979(昭和54)年に解体された旧本館を彷彿とさせる外観で、正門を入って左手の林の中にそのすっきりとした美しい姿を見せています。玄関両側の植え込みの中には、旧本館の玄関前にあった大きな蘇鉄の子株も植えられています。延床面積715.92平方メートル 2階建で、1階はエントランスロビーをはさんで温山会本部事務室と会議室兼談話室があり、2階は歴史資料室となっています。歴史資料室には本学90有余年の歴史と伝統を物語る資料が展示されています。
地元の温山会員はもとより、遠来の会員にもお気軽にお立ち寄り頂き、学園の古今を語り合い、楽しいひとときを過ごしていただければと思います。また、学園の歴史資料コーナーへ展示する古き良き思い出のある資料等がございましたら、ご恵送頂ければ幸いです。