第424回 松温会3月例会開催 報告

令和5年3月15日（水）12：00より、道後友輪荘 2階 友輪の間にて、第424回松温会3月例会が33名の温山会員の参加のもと開催されました。

開会にあたり、今井俊朗 松温会会長から「今年は松温会が４０周年を迎えます、来年１月には記念特別例会を予定していますので皆様のご参加、ご協力をよろしくお願いします。さて、本日は、本学法学部2年次生でスポーツクライミングの選手である大政涼さんを講師にお招きしています。大政さんは、日本トップクラスの実力で、パリオリンピック出場を目標に頑張っておられますので応援をよろしくお願いします」とご挨拶がありました。

昼食後、「僕の夢を叶えるために」という演題でお話いただきました。

大政さんは、「松山市出身で今年21歳になります。小学５年生の時に友達に誘われてクライミングのジムに行き、高さ15メートルの壁を登り切った時の達成感が忘れられず、それを機にスポーツクライミングにはまっていきました。スポーツクライミングには『リード』、『ボルダリング』、『スピード』の3種目の競技がありますが、私はタイムを競う『スピード』を得意としており、この種目でパリオリンピックを目指しています。これからオリンピック選考大会など大事な試合が始まりますが、温山会の皆様も是非支援していただきますようよろしくお願いします」とスポーツクライミングを始めたきっかけやこれまでの大会での実績、オリンピックに向けた夢や活動への支援のお願いなどについて熱く語っていただきました。

また、地元に残って選手生活を続けていることについて会場から質問があり、「高校卒業後、関東に進学するかどうか迷いましたが、練習施設やサポート体制など環境が整っている愛媛を選びました」と地元の人のサポートに感謝している旨お答えいただきました。

大政さんは2028年のロサンゼルスオリンピックも目標にしており、メダル獲得も視野にトレーニングに励んでいます。会場からは、夢が叶うよう激励の拍手が送られ、3月例会は閉会となりました。