温山会総会・松山支部総会
平成27年度松山大学温山会総会・松山支部総会
平成27年度松山大学温山会総会・松山市支部総会が5月15日(金)午後6時30分から行われ、会場の「ひめぎんホール」真珠の間に卒業生約770名が一堂に会した。最初に、物故会員の冥福を祈り出席者全員で黙とうを捧げた。
そのあと、母校グリークラブ(在学生)のリードにより松山大学校歌を全員で斉唱した。
開会にあたり、第17代興梠安会長(大19)からのあいさつと会長就任1年を振り返るとともに、これからの決意が述べられた。その中で、松山高等商業学校設立後、松山経済専門学校・松山商科大学・松山大学の歩みから71,000人に及ぶ卒業生を輩出したこと。卒業後は温山会の会員として、様々な分野や業界、県内外はもちろん海外でも活躍していること。
日々の活動の中で、先輩が後輩を思いやり、後輩が先輩を敬う関係が脈々と受け継がれており、その支えとなっているのが温山会員の心に深く根付き普遍なる校訓三実(真実 実用 忠実)であり、「改めて校訓三実の名の下に身を律して、来たるべき温山会創立90周年に向けて邁進していきたい」との決意が述べられた。
また、本日運用され始めた松山大学温山会ホームページは、疎遠になっている同窓生、先輩、後輩を結ぶネットワークとして大いに利用してほしい。温山会では会員の声を大切にし、会員相互の親睦を深め、母校松山大学の発展にも寄与する中で、松山大学との絆を深めてバランスのよい両輪として発展していきたいので、今後とも母校松山大学と温山会へのご支援とご協力のお願いを申し上げたいとの挨拶があった。
温山会松山支部秋川啓人支部長(大25)からは、2017年に温山会が90周年、松山支部は60周年となる。2017年は温山会100年に向かっての途上だと思っている。それを念頭に置き活動していきたい。ある社長の「伝統とは何か」という問いかけに、京都の財界の社長は「伝統とは革新の継続である」と答えたことを引用し、われわれが温山会員として100周年に向けて、松山支部は60周年、70周年へと時を重ねていく上で、「革新の継続」ということを念頭に会を進めていき活性化していきたいとの挨拶があった。
来賓を代表して、村上宏之理事長・学長からは、本学の就職状況、入試・入学状況。学生の課外活動状況について以下の報告がなされた。
一昨年度松山大学は創立90周年を迎えた。今後は100周年に向けて地域の高等教育の拠点、知の拠点として、卒業生・大学生・教職員が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう一段と体制を整えていきたいので、今後も松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたいとの挨拶があった。
毎年、温山会総会の中で、松山大学と温山会に顕著な功績のあった温山会員に対し、「温山会功労者表彰」を執り行っている。平成27年度の温山会功労者表彰は9人(1名欠席)の方々が受賞された。なお、故一色哲彰様は代理で奥様に出席していただいた。
おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。
総会終了後の懇親会は、今年度功労賞を受賞された野本武男(大12)前会長の乾杯の発声で始まり、会場は大いに盛り上がった。
宴たけなわの中、来たる温山会90周年に向けて興梠会長他4人の女性が中心となって『未来募金』の呼びかけがなされた結果、募金額は86,557円になった。
まことにありがとうございました。皆様からの貴重な募金は、90周年、100周年への温山会基金とさせていただきます。
懇親会の最後には村上学長、野本前会長、興梠会長、秋川支部長他多数の方々がステージに上がり、全員で心を一つにして松山商科大学校歌と逍遥歌を大合唱し、ソフトテニス倶楽部OB桑山勝位(大43)による中締めの音頭で、久しぶりの再会に旧交を深めた総会は幕を閉じた。
来年度はさらに多くの温山会員の参加を期待しております。