東京支部
関東地区にお住まいの方
茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
松山大学温山会東京支部総会報告
松山大学温山会東京支部総会報告
松山大学温山会東京支部総会が平成28年11月5日(土)正午より東京都千代田区九段の『アルカディア市ヶ谷』にて開催された。まず冒頭に、この1年間でお亡くなりになられた方のご冥福を祈り黙祷が行われた。
その後、日高滋(大11)支部長の挨拶では、ご多忙の中参加の多くの会員への感謝の言葉があった。また、松山大学女子駅伝部が10月30日(日)全日本大学女子駅伝で優勝しました。テレビで観戦をしていましたが、大変な興奮と感動を覚えました。おめでとうございます。心からお祝いを申し上げます。松山大学より村上宏之学長、世良静弘(大29)キャリアセンター事務部長、温山会本部より秋川啓人(大25)副会長、二宮秀生(大23)常任理事、林格(大24)専務理事、東海支部重森貴裕(大22)副支部長の支部総会参加への御礼の言葉があった。「本日は役員改選の年です。先日の役員会議で支部長退任の意向を伝え承認を受けました。本日で支部長を4年前の3月に前支部長が亡くなりピンチヒッターとして周りの要請もあり支部長を受け、周りの方々への恩返しをと思い支部長として活動してきました。就任に当たり三つの課題を申し述べた。「①会員相互の交流の推進と活性化。②財務内容の健全化と監査制度の確立。③松山大学・温山会本部との連携強化でした」4年間十分なことはできなかった。毎年少しずつではあるが前進できたのではないと思う。これも会員各位の心温かいご支援とご協力の賜物ではないかと思っている。心より感謝をしております。2017年1月8日は温山会設立90周年の記念日です。温山会本部では、多くの行事を計画されているようですが、ひとつひとつの行事を成功され松山大学や温山会にとっての100周年に向かっての素晴らしい1年になることを御祈念申し上げます。また、栄えある東京支部が新しい支部長の下皆さんの一致協力でなお一層の発展を祈念しております。4年間ありがとうございました」との挨拶があった。
新支部長の選任について柳生事務局長から「日高支部長ありがとうございました。昨年から日高支部長より退任の意向を承り、決意の固さから東京支部として次期支部長の推薦会議を行ってきました。本日ここで黒木増夫氏(大20)を推薦したい。学生時代は柔道部に属し大活躍。昭和46年卒業後は、生命保険関係の会社に勤務され、定年後は温山会員として熱心に活動された。今回推薦会議では満場一致で推薦された」との経緯説明後、黒木新支部長就任が承認された。
副支部長候補の瑠璃垣透氏(大20)・嶌川史朗氏(大26)・峰山和見氏(短17)も承認された。登壇した副支部長のあいさつ挨拶終了後、黒木増夫支部長からは「先輩方がいらっしゃる中ではあるが一生懸命やりますのでご支援宜しくお願い致します。仙台の大学女子駅伝の応援に行って、卒業生として誇りに思い感動した。また、駅伝終了後の懇親会で大西監督の話を聞いた。やはり、一番上に立つものが頑張ることが大切だなあ、大西監督は立派な人だなあと実感した。監督が他所に行かないようにしなければと思った。優勝も立命館大学の6連覇どころではなく、巨人軍のような9連覇も夢じゃないと思った。全国大会で優勝することはなかなかできるものじゃない。自分が柔道の現役時代に四国インカレで優勝したこともあるが、全国大会で地方の学校が優勝するためには、監督や選手の並々ならぬ努力があると思う。いろいろな大学の方から『おめでとう』と言われ、誇らしい気持ちになった。今後とも大学がより発展できるよう東京支部の温山会の方とも頑張っていきたいのでよろしくお願いします」との挨拶があった。
来賓として、温山会本部より秋川啓人副会長、二宮秀生常任理事、林格専務理事。大学から村上宏之理事長・学長、世良静弘キャリアセンター事務部長。東海支部重森貴裕副支部長の紹介があった。
続いて、温山会を代表して秋川啓人副会長・松山支部長から
「先日の大学女子駅伝では、黒木新支部長はじめ東京支部の皆様と一緒に応援でき選手の活躍に感動した。この感動を2017年1月8日に温山会創立90周年を迎えるが、この諸行事に活力を注入するものとして結び付けていきたいと考えている。90周年はあくまでも大学100年・温山会100年の途上であり、大学や温山会の100周年に向けて、より温山会活動を活発にさせて大学を支えOBが活躍できる場を提供できるようにしていきたいと考えている。東京支部は大きな支部として卒業した新社会人を受け入れ育てていただきたいし、松山支部もそんな思いでいる」との挨拶があった。
村上宏之理事長・学長から「日高前支部長、4年間本当にありがとうございました。黒木新支部長大きな支部の取りまとめよろしくお願い致します。本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数 は約6,000名となっている。今年4月に旧南海放送跡地に樋又キャンパスがオープンし、新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニング(能動的な学修)に最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学びの空間となっている。
建物は全面ガラス張りで、地域社会との連携をコンセプトに明るく開放的なキャンパスで、多くの方々の 来校によって、学生の修学意欲の向上と地域との研究交流の場に繋がると期待していること。レストラン『ル・ルパ』やカフェ「ラ・ノワ」も併設しており、是非ご来学いただきたい」課外活動では、「女子駅伝部が10月30日大学女子駅伝で見事初優勝をした。当日は東京支部からも現地で柳生様・峰山様・黒木様・瑠璃垣様、ご声援いただき改めて感謝申し上げます。この他にも、硬式テニス部男女、ソフトボール男子、バドミントン男女、柔道部等が全国大会に出場し活躍しています。温山会は創立90周年を迎えますが、松山大学は2023年に創立100周年を迎える。今後も地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導ご鞭撻をいただきたい。今後も松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたい」との挨拶があった。
黒木新支部長から「本日より1年間頑張っていきたい。ここで高原東京オフィス長から挨拶をしていただきたい」と高原幹事を壇上へ案内した。
柳生事務局長から平成27年度活動報告では、駅伝はもとより各種スポーツの応援に積極的に関わり、大学の全国出場等の情報があれば駆けつけてわが母校の応援をすることに力を入れてきたこと。会計報告では、総会費用を中心に細部にわたり報告がなされた。会計監査報告が中村崇(大23)幹事から適切な処理がなされているとの監査報告があり、すべての議題が承認されて審議事項はすべて終了した。
懇親会の準備が整う幕間に、30年来支部総会に関わる故植田平八氏(大6)のご令嬢、エレクトーン担当の大坪様の紹介と歌手活動で全国公演中の友近泰道氏(大51)の紹介、松山市東京事務所佐伯文男氏(大38)、松山商工会議所田中信行氏(大54)の紹介があった。
懇親会は武田修二氏(大20)の「一つ目は駅伝部の活躍、感動をありがとう。二つ目は、4年間大変お世話になりました日高先輩と執行部の方々へ感謝して。三つ目は、黒木新支部長と新執行部の皆様へ激励の乾杯。四つ目は、松山大学・温山会本部の皆様のご発展を祈念する乾杯。五つ目が、皆様方のご健康とご発展を祈念する五つの感動をありがとうございました」との乾杯の音頭でスタートした。
懇親会に入り、美味しい料理とお酒をいただきながら、老若男女がにこやかに名刺交換や懇談の輪が広がり、久々の交流や初めての出会いを愛でたりしながらの輪が広がって行った。
にこやかに談笑するヤンググループに「この会に参加するようになったきっかけは」と問いかけてみると「東京オフィスや先輩からの声掛け。就職でお世話になった先輩の誘い」との返事が返ってきた。「来年は知り合いの温山会員も誘って参加してください」と声を掛け別れた。
東京オフィス高原部長から女子駅伝部優勝の新聞記事が一人一人に配られた。また松山大学での優勝報告会の模様も写真で紹介された。愛媛県や松山市、また地元企業から松山大学に届いた電報やコチョウランの見事な写真。女子駅伝部に寄せる陸上部OBの期待や思いが伝えられ、12月30日開催予定の富士山女子駅伝応援依頼や駅伝部への寄付依頼もなされた。
先輩方に飲み物を持参して色々声掛けをしてみると昨年同様、かなりの確率でスポーツの話題となる。昨年は「ラグビー、バスケットボール、柔道、剣道、空手、野球等々」経専時代や高商時代。松山商科大学の先輩からは全国での華々しい実績を挙げた話や当時の先生の指導ぶり、狭いグラウンドで互いにヒヤヒヤしながらした練習の様子が目に浮かぶような緊張感溢れる話。練習後に行った銭湯や美味しかった自慢の食堂。下宿や寮で仲間と過ごしたゆとりと充実の時間と色々だった。特に今年は、どの先輩方からも女子駅伝部の活躍にドキドキ・ワクワクしたこと。全国に『松山大学』の名前が広がりとても誇らしかったこと。この活躍を来年も、その次も楽しみにしていること等々の話で大盛り上がりだった。
会の終盤では、プレ90周年の温山会グッズを景品に“じゃんけんゲーム”があり記念の品が勝者にプレゼントされた。
楽しい時間はあっという間に過ぎて行き、グリークラブOB有志による歌唱タイムとなり、全員で『松山大学校歌』
“ ♬ 流れゆく時の中を 人は生きている 憧れをその胸に 抱きしめながら
君よ青春に 夢を添えて まだ見ぬ世界へ 旅立とう
ああ松山 松山大学 緑が萌える ・・・”
そして『松山商科大学校歌』
“松山商大この名に栄えあれ 校訓三実我が身に体して
学ばば行い習はゞ為さんと 誓いし若人ここにぞ集える ♪ ”
手拍子入り・リズミカルでとても 歯切れの良い歌でした。
皆で心を合わせ体を揺すり、大きな手拍子で歌った「逍遥歌」
嗚呼三春の瀬戸の海 煙りて淡き水の色 白帆遥かに南溟の
八幡の船を想うとき 香り床しき玉藻潮 健児の歌にむせびゆく ♬ でお開きとなった。
【あとがき】松山から空路東京入りした。早めの到着で念願の銀座8丁目ニッタビルの東京オフィスを訪問した。拠点に、大学と東京オフィスそして、温山会東京支部会員とがうまくつながっていることが実感できた。1年に一回の支部総会だけではなく、「東北・仙台の女子駅伝」や「富士山女子駅伝」「硬式野球・軟式野球・剣道・柔道・ラグビー・テニス・空手道・バスケットボール等々」の大会の応援・応援準備、就職活動等、もっともっと多くの方々が集える場になることを期待している。