宇和島支部

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松山大学温山会宇和島支部総会報告

更新日:2016年10月24日

松山大学温山会宇和島支部総会開催報告

 松山大学温山会宇和島支部総会が平成28年10月14日(金)宇和島市錦町の「ホテルクレメント宇和島」で開催された。司会の二宮辰行事務局(大28)担当者自己紹介の後、総会・懇親会が行われた。

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【文武両道、そして『出会いを大切に!』】

 田中哲(大4)支部長より宇和島支部総会が46名の参加により開催することができたこと。本部より興梠安(大19)温山会会長、大学からキャリアセンター世良静弘(大29)事務部長、本部から林格(大24)専務理事の3名に参加をいただいたことへのお礼が述べられた。
 「大学では“文武両道”を心掛け、人間形成の場としてほしい。スポーツを通じて教え子の成長を楽しみにしている。温山会での『出会いの尊さ』心と心の触れ合いが大切だ。私は若い頃から先輩を訪ねることが生きがいだったし、それが人間成長にもつながった。最近よく大学に行くことがあり、学生との語らいも多い。それがとても楽しみだ。これからは学生数の減少もあり大変な時期となってくる。先輩として就職の支援をしたい。また周りの方には松山大学の良さを知ってもらって進学してほしいと進めている。大学側もしっかりと受け入れをしてもらいたい。そして“松山大学ここにあり”といわれるような大学にしてほしい。今日一日の出会いだけでなく、温山会員として交流を深めていってほしい」との挨拶があった。
 次に議事に入り、事務局より平成27年度会計報告と監査報告、役員改選があり、異議なく承認され、新任の氏本澄(大33)新監事の挨拶があり議事は終了した。
 興梠安温山会会長からは、「新居浜からJRで3時間あまりかけて宇和島にきた。松山はお祭り真っ只中で幟があちこちにたち、故郷の原風景を見るような思いだった。2016年5月20日にひめぎん ホールで行われた温山会総会・松山支部総会を皮切りに、新居浜支部・大洲支部・福山支部・福岡支部・東海支部・八幡浜支部・西条支部・北九州支部等々、直近では高知支部に参加し、1,500名余りと交流をすることができた」

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【『松山大学ここにあり』を鼓舞】

 「温山会の会長として、3年目を迎え後半戦になっているが、2年かかっても42支部中、徳島支部、山口県の防府支部と防府支部女性会、九州では長崎支部。そして、41番目の沖縄支部と42番目のニューヨーク支部の5支部には参加できていない。最終年度の今年は万難を排して参加したいと思っている。今日は宇和島支部も4名の女性に参加していただいている。各支部女性も増えグローバルな温山会となった」
 「8月13日にはリオ五輪に現役学生として初出場した3000m障害の高見澤安珠(経営3年)選手をパブリックビューイングで応援した。予選突破はならなかったが『松山大学ここにあり』を鼓舞してくれた。最終的には10月30日仙台での『杜の都全日本大学女子駅伝対校選手権大会』での優勝を期待している。熱い声援を期待している。最後に、12月30日に開催の富士山女子駅伝も期待できる。地域貢献事業としては、7月17日(日)にマイロード清掃が実施され、小雨の降る中松山大学、愛媛大学、松山北高等学校等の周辺道路を学生や温山会員やその家族80人近くで心地よい汗を流すことができた。それぞれの地域での貢献に期待をしている。2017年1月8日には温山会も90年目を迎える。90周年事業企画検討委員会を設けてその内容を検討しているが、4月に学生や温山会員等とともにお祝いをしたいと思っているので、是非皆さんも参画してほしい。決定次第ホームページでお示しをしたいと思っている」との挨拶があった。

 続いて村上宏之理事長・学長代理の世良静弘キャリアセンター事務部長から「本学の近況報告として5学部6学科と大学院5研究科、短期大学となっており、在学者数は約6,000名となっている。28年度は1,583名の入学がありその半数近くが女子学生。すべての学部学科で定員を充足している。大学冬の時代ではあるが、松山大学においては 競争率も出ており健全な大学運営が出来ている。しかし、18歳人口の減少で大学運営も大変な時期となってくる。どうか身近な高校生に良さを伝えて松山大学を選んでくれるように応援をいただきい。今年4月に旧南海放送跡地に4階建で真ん中が吹き抜けの“樋又キャンパス”がオープンした。今までのキャンパスと違って、総ガラス張りの教室で授業の様子が外側からも見ることが出来る。この新キャンパスは新しい学びの空間としてアクティブラーニングに最適な設備を備え、学生の自主的な学習活動や社会人との 共同活動がスムーズに行える新しいタイプの学修スペースとなっている。3号館もリニューアル中で今樋又新キャンパスで人気のパウダールームを整備している。樋又キャンパスにはカフェやレストランもあり夜はアルコールも用意ができる。是非利用していただきたい。

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【今年はやれる!背中に手が届く】

 8月13日に、本学経営学部3年の高見澤安珠選手が3000m障害の日本代表で現役学生として初めて夏のオリンピック出場を果たした。しかし、世界の壁は厚く最初の3周近くまではトップをキープして健闘してくれたが、外国勢に押されて後退した。世界との力の差を実感したが、これを4年後の東京オリンピックに生かしてほしいと思う。
 10月末には杜の都仙台で全日本大学女子駅伝が開催される。昨年は3位で素晴らしかった。全区間で立命館大学が強かったが、今年は、松山大学も平地を走らせたら高見澤安珠選手よりも早い選手がいくらでもいる。オリンピック出場の彼女を以てしてもうかうかしてはいられないほどチーム内での競争が激しい。高見澤選手でも杜の都仙台を走れないこともある。そのくらい全体がレベルアップしている。大西監督や村井コーチからも『今までは立命館の姿すら見えなかった。今年はやれる!立命館の背中が見える。背中に手が届く』との力強い声も届いている。是非10月末の日曜日、期待して応援をお願いしたい。また、昨日硬式テニス部が全国大会で東北大学に8-0で圧勝、今日は早稲田大学と試合をしている。全国大会にソフトテニス・バドミントン・軟式野球・弓道・柔道・剣道・バレーボール・ソフトボール等出場して個人や団体で頑張っている。松山大学は2013年に90周年を迎えた。2023年には100周年となる。先輩方が築き上げていただいた結果、現在があると思っている。100周年はその時にいるメンバーで責任を持ってイベント等を行うことが大切だと思っており「松山大学ここまでやるか!」と言われるくらい企画を考えていきたい。その節は、是非協力をお願いしたい。温山会とは緊密で良好な関係を築いていきたいと思っている。宇和島支部の益々の発展を祈念したい」との挨拶があった。
 来賓の林専務理事からは、松山大学公開講座「薬害エイズ事件の現実」「成年後見制度の現状と課題」の開催案内。また、地域貢献事業(駅伝)として宇和島市丸山ガイヤスタジアムで開催予定の「土佐礼子さんと松大駅伝ガールと走ろう」の開催案内と応援依頼があり、「皆さんも土佐礼子さんのチームで一緒に走ってみませんか」と呼びかけがあった。そして最後に、未来募金への協力要請があった。
 写真撮影の後、岩村保昌氏(大39)の司会で懇親会が進行され、温山会宇和島支部期待の温山会員の紹介やコメントの後、芳谷謙二(大5)副支部長の乾杯の音頭で懇親会がスタートした。

 乾杯を機に歓談の輪が一気に広がり、名刺交換・情報交換や初参加のヤング温山会員との交流を楽しむ姿が見受けられ、松野町役場を退職し政治の世界を目指している坂本浩氏(大37)が新たな挑戦への決意を述べた。

 

 また、恒例の温山会グッズ抽選会の後、支部長を中心に肩を組み「松山大学」の校歌斉唱や、ベテラン組を中心とした「松山商科大学」校歌が声高らかに歌われた。

 最後は、栗林基喜副支部長(大25)による挨拶と一本(一発)締めで懇親会は終了した。

【宇和島の力を見せましょう!】

【宇和島の力を見せましょう!】

【あとがき】
 宇和島支部田中哲会長の宇和島支部にかける思いは“支部総会参加者50名超え”。あと一歩のところで今年も達成できなかった。「来年こそ悲願の50名を達成し、支部長さんに花道を飾っていただきたい」そんなコメントを昨年支部総会の【あとがき】に書いたのを記憶している。28年度の参加人数は残念ながら46名!なかなか目標はクリアできない。
 懇親会で田中支部長さんが“夢の50名達成”を目指し、若手や女性会員と精力的に交流する姿に感動した。『あきらめない!』このエネルギー溢れる支部長さん、不断の努力できっと達成すると思います。2017年しっかりと会員が繋がる支部として「未来への飛躍」を期待したいと思います。あとひと押し。宇和島支部の皆さん頑張りましょう。大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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