熊本支部
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温山会熊本支部総会開催報告
熊本支部総会開催報告
温山会熊本支部総会が12月17日(木)熊本市の「KKRホテル熊本」で開催された。司会の志垣幹義副支部長(大15)の自己紹介・開会の辞の後、総会・懇親会が行われた。
総会に先立ち会員物故者に黙想の後、牛嶋久前支部長(大6)の開会の辞では、「遠路熊本支部総会に参加して頂いたこととても心強く思うとのお礼があった。熊本には若い後継者ができないことを心配していること。柔道・剣道が熊本ではとても盛んでその関係者にも当たったりしている。俳句甲子園では信愛女学院が出場もよくするので少しでも松山と縁が出来ればと思っているが十分な支援が出来ず高齢化し、支部の人数も減ってきている。皆様の協力を得てなんとか若手の勧誘もしたいと思っている」との挨拶があった。
近河敏彦支部長(大16)より、温山会本部より興梠安会長、林格専務理事、松山大学キャリアセンター事務部藤田厚人部長、私の郷里山口県から山口洋支部前藤井支部長、亀谷治正元熊本支部会員に遠路支部総会に参加いただいたことのお礼が述べられた。本格的な寒さが到来して体調が悪く参加できなかった方もおりいつもより少ない人数だがよろしくお願いしたい」との挨拶があった。
来賓挨拶では、興梠安会長より「昨年5月に総会で16代野本会長の後任として17代目として就任し2年目となること。昨年度は諸般の事情で出席できず失礼をしたこと。ようやく皆様方と親しくお話ができる事がありがたく思っている。温山会のトピックスとして、5月15日の温山会・松山支部総会があり、林専務理事が承認され、全国の支部総会に参加していること。今年27支部で総会が開催され、会長として19支部に参加し約2,000人の方々との交流を図らせてもらった。職域支部では有師寮の40周年記念のOB会があり参加、80名近くの方々と交流した。愛媛県庁の味酒野会にも参加したこと。温山会もグローバル化しており、42番目の支部としてニューヨーク支部が立ち上げられ、女性支部長を中心に若い5人で頑張っていること。その総会実施状況や42支部の主な活動状況や今後の予定が紹介され、今後もできる限り支部総会に参加したい」との思いが語られた。
最後に「三つ(学生や教職員・支部と本部・地域)の貢献」として取り組んでいる。「一つ目は、現役の学生や大学教職員への貢献。後方支援としてどう関わることが出来るかということ。二つ目は、42支部と本部、支部と支部との連携をどう図るかということ。最後が地域への貢献。本部では、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動(松山大学周辺)をタイアップ事業とし、7月11日(土)に実施され、10月10日(土)には、第2回目のマイロード清掃活動が実施されたこと。言うだけではなく実際にボランティア活動に参加してきた。熊本支部の皆様にもそれぞれの地域に関わっていただき、ボランティア活動を考えいい汗を流していただきたい」との要望がなされた。
「2013年、2年前に松山大学が90周年を迎えた。遅れること4年、松山大学温山会は2017年1月に創立90周年となる。現在本部内で三つの小委員会を立ち上げ、そのひとつ90周年小委員会で何をすべきか検討している。決定すればホームページでお知らせしたい。熊本支部の方々と共に「松山大学ここにあり、温山会ここにありを鼓舞していきたいと思っているのでよろしくお願いしたい」との挨拶があった。
理事長・学長代理のキャリアセンター事務部藤田厚人部長より大学の近況が報告された。「現在5学部6学科と5大学院。短期大学を擁する総合大学となっている。約6,000名の学生が在籍している。課外活動では、女子駅伝部が『第33回大学女子駅伝』で3位になり、6年連続シード権を獲得した。2年前には弓道部女子が全国大会優勝した。また、ソフトテニス部の男女・硬式テニスの男女個人・バドミントン部男女団体・剣道部・柔道部等々が様々な部が全国大会に駒を進めている。昔の国家一種(キャリア組)の合格者も出ており、文武両道が本学の大きな目標となっている。大学は100周年に向かって努力しており、100周年後も松山大学が充実した大学として、学びの場としての役割を果たせるよう基盤と体制を整備しているところだ」「以前に熊本出身のバドミントン部員がいた。就職活動に入った時、牛島先輩に大変お世話になり、就職・結婚そして子育てと頑張っている。今日出席はできないのが残念で皆様によろしくお伝えくださいとのことだった。松山大学は諸先輩方がいらっしゃるお蔭で『就職に強い大学』で評判となっている。国立大学に合格していても、就職に強い大学。松山大学を選んで入学してくる事例もあるほどで、先輩方が築いてこられたことが実を結んでいることが分かる。大学にとって『先輩は宝』だと思っている。今後も是非後輩の学生の為にお力添えをいただきたい」との挨拶があった。
温山会林専務理事から「配布した松大タイムスには、大学祭や相撲同好会の挑戦、社会人と学生の交流等の大学の情報が掲載されているが、より早く大学や温山会の情報が手に入るのがHP。インターネットで『温山会』と入れてもらうと、全国各支部の総会予定や開催報告、学生の活躍の様子や大学のトピックス等の情報を見ることが出来るので是非見て頂きたい。また、12月6日山口県で開催された『中四国学生駅伝競走大会』に松山大学男子陸上部が出場した。山口支部の藤井前支部長には、当日応援が出来ないのでと側面から応援を頂いた。年末の12月30日には、富士山女子駅伝に松山大学女子駅伝部が出場しフジテレビで放映される、温山会でも呼びかけて『松山大学ここにあり。松山大学温山会ここにありを鼓舞していきたい』と考えている。皆様も是非応援してほしい。また、女子駅伝への募金を通じて、90周年に向けた『未来募金』を通じて皆様の気持ちを高めていきたいとのことで寄付もお願いしている。松山大学が元気で、温山会の方々も元気で、大学を支えて頂きたいと思っている」との挨拶があった。
参加のゲスト山口支部藤井前支部長からは「山口支部が10周年を迎えたこと。山口は県下に5支部あるが、第10回山口支部記念総会は60名の参加を得て盛大に開催できた。熊本支部へは今回が2回目となる。自宅から1時間半で熊本にくることができる。今後ともよろしくお願いしたい」との挨拶があった。元熊本支部の亀谷治正氏(大25)からは「ダイワハウスに勤務し、初任地が熊本で5年間いたこと。その後高松、高崎、単身で宇都宮に勤務。東京本社での勤務後、今年9月末で丸40年勤務したダイワハウスを退職した。住まいは熊本に建築したが、1年後に転勤したのでしばらく賃貸にしていたが、今回の熊本支部総会に合わせてリホームが完成したところだ。妻が松山、二つ違いの兄も松山商科大学出身で、一緒に卒業した。現在も兄は伊予銀行に勤務している。女房の妹の子ども3人中2人が松山大学在学中と非常に松山に縁が深い。11月に愛媛に帰り、ワンダーフォーゲル部の仲間と寒風山にも登ってきた」とのこと。とにかく元気なゲストでした。
総会となり、熊本支部会計報告が行われ承認された。
記念撮影後、懇親会は潮永浩一先輩(大2)の乾杯の音頭でスタートした。熊本といえば名物『馬刺し』を中心に美味しい料理と美味しいお酒をいただきながらの交流が進められた。ただ今建設中の樋又キャンパスの情報や熊本・九州学院出身で現松山大学剣道部顧問の松浦教授の話題。名物馬刺しのたてがみ談義。大学時代の名物先生名言や迷言。単位取得の苦労や金欠病で大変な生活をしたこと。寮や下宿での生活の様子等々松山での話題には事欠かなかった。宴たけなわの中、松大OBでも最も活動的な同期だと自負する米川豊顧問(大7)から「同期のメンバーが1年に1回松山でその他の地区で1回メン
バーが集まりゴルフ等で交流をしている。72歳まで働いたが、現在はお国の為に健康保険を使わないよう努力している。町内会の役のため、恩師神森先生の米寿のお祝いには行くことが出来なかった。卒寿のお祝いに行くのを楽しみにしている」大谷陽氏(大23)からは「先輩に町で声を掛けられて以来熊本支部総会に参加している。松山と熊本は市電が走っていることや夏目漱石、お城がありその城主が「加藤清正と加藤嘉明」、大きなアーケードや俳句甲子園等々と縁がある」最長老西村基礎氏(高19)からは「90歳は超えたが耳以外は健康で動体視力は30歳代。車や自転車で移動している。120歳まで生きる。内田勝敏先生と同級生だ」熊本支部一番のヤング会員井原宏(大34)からは「52歳で熊本支部内では一番年下。山口県出身だが製薬会社勤務で日本各地を転勤し7年前から女房の郷である熊本に来た。そのときに先輩から声を掛けられて温山会に参加している。現在車のディーラー勤務。女房が薬剤師で、薬剤師仲間に松大出身者はいないか調べ後輩を勧誘したい。『松大は就職に強い』と言われる。もっともっとそのよさを全国の人に知ってもらいたい。熊本支部でお役に立ちたい」等の近況報告(一部の方で大変失礼ですが、ご容赦下さい)があった。亀谷治正氏(大25)のリードで 松山商科大学校歌、逍遥歌を全員で歌い終えたと思っていると
「烈日高く大の・・・聳えし山川今ここに」西村大先輩による逍遥歌の独唱があった。その記憶力に感服致。司会進行が多忙で近況報告を忘れていた大学時代勉強ばっかり(本人いわく)の志垣幹義副支部長(大15)から特別に話が始まった。「私は松山大学の松浦一悦教授と同じ九州学院出身で、今まで松浦教授には支部総会にも2回来ていただいた。我が母校から大学教授が生まれて誇りに思う。来年4月に九州学院の大同窓会を予定し700名を目標として現在企画広報中です。スポーツが強く松浦教授も剣道をしていたがその剣道も日本一。駅伝は全国で記録的には5・6位だ。野球も鍛冶舎監督(元松下電器)の下期待が持てる。リタイア後も後輩の指導にあたっている」長崎県の島原出身の近河支部長から仕事の
様子やゴルフ談義等々が報告された。熊本支 部は純粋な地元出身者は5人とのことでした。植木康佑氏(経23)による万歳三唱、米川豊氏(大7)の閉会の辞で終了した。
あっという間に時間は過ぎ『KKR』での時間が終了した。熊本の繁華街のスナックに移動して二次会が始まり、参加者全員によるカラオケタイムとなった。ここでも“松山”のことが歌われた曲に人気が集まった。それぞれの得意曲を披露しながら楽しく交流が進んだ。興梠会長、近河支部長、牛島顧問、最ヤングの元グリークラブ所属の井原さんと役者には事欠かず大盛況だったことは言うまでもない。お疲れ様でした。
【あとがき】熊本に着いて、町をゆったりと歩いてみた。とても綺麗で落ち着いた雰囲気の街だ。最初に今日の総会の場所確認のためKKRホテル。確認後熊本城を目指した。加藤清正神社にお参りし、熊本城、備前堀、県立美術館、小泉八雲旧居等々城山の周辺散策を楽しむことができた。熊本支部総会は14名(来賓含む)ととてもアットホームな雰囲気の中で行われた。近況報告では互いに掛け合いで行われ、互いが関心を深め合いながら心の交流が見られ、小規模であるがゆえのよさが随所に見られてとても親しめるものだった。二次会でのスナック「ジェロニモ」でのカラオケは、近河支部長の張りのある声に圧倒され、役者揃いで時の過ぎるのを忘れてしまいました。熊本支部の皆さん「ありがとう」ございました。いただきました女子駅伝部の応援寄付金村井コーチにお届けしました。また、未来募金へのご協力ありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。