長崎支部
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温山会長崎支部総会開催報告
温山会長崎支部総会開催報告
温山会長崎支部総会が11月24日(火)長崎市の「ホテルJALシティ長崎」で開催された。司会の真壁和生幹事(大25)の自己紹介・開会の辞の後、総会・懇親会が行われた。
総会に先立ち黙祷の後、森川保朗支部長(大13)より温山会本部より林専務理事、松山大学キャリアセンター事務部藤田厚人部長に遠路西の果て長崎支部総会に参加いただいたことお礼が述べられた。また、「松山は第2の故郷。事あるごとに松山が気になること。昨日はNHK「鶴瓶の家族に乾杯」の番組の中に興居島や中島が取り上げられており、懐かしく見たこと。松山大学女子駅伝部の上原選手が韓国「ユニバーシアード」ハーフマラソンで銅メダル、団体で金メダルを勝ち得たこと。10月25日の「第33回大学女子駅伝」で見事3位入賞したことに感動し、とても嬉しかったこと。今日は松山大学・松山市の新しい情報が楽しみだ。今日は少人数だが、心行くまで時間の許すかが入り歓談をして長崎の一夜を楽しんでほしい」との挨拶があった。
来賓挨拶では、興梠安会長の代理として出席した温山会本部林専務理事から、最初に会長から長崎支部総会欠席へのお詫びの言葉伝えられた。また会長からのメッセージとして「会長就任以来1年と5か月となる。全国支部総会にはできるだけ参加し、交流を深める中で、大学や温山会の情報を伝えたいと思っている。今年の温山会トピックスとしては、5月15日の総会において、林専務理事が承認された。6月から全国の支部総会に参加している。今日の長崎支部総会が25ヶ所目、九州では福岡支部・北九州支部・宮崎支部に次いで4番目になる。28年1月21日(木)には、松温会特別例会でご存命の歴代会長が一堂に会し『過去・現在・未来』をテーマにシンポジュームを行い、松山大学や温山会の未来について考える会を実施する。現在創立90周年に向けてどう取り組めば良いか協議しており、手づくり感のある90周年にしていくために皆様方の気持ちを高めていきたい。
最後に『三つ(学生や教職員・支部と本部・地域)の貢献』として取り組んでいる。地域貢献事業は、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動(松山大学周辺)をタイアップ事業とし、第1回目が7月11日(土)に実施。10月10日(土)には、第2回目のマイロード清掃活動が実施され、ボランティア活動参加してきた。長崎支部の皆様にもそれぞれの地域に関わっていただき、ボランティア活動を考え『松山大学ここにあり、温山会ここにありをアピールし』いい汗を流していただきたい」とのメッセージが伝えられた。
理事長・学長代理の藤田厚人キャリアセンター事務部・部長より大学の近況が報告された。現在5学部6学科と5大学院。短期大学を擁する総合大学となっている。約6,000名の学生が在籍している。道後樋又の南海放送跡地に新キャンパスが建築されており、平成28年春に完成予定だ。
「開かれた大学」「知の拠点」として、一般市民とも交流できる広場、学生が自由に自分の研究を発表できる場となる予定だ。松山大学も大きく変わり変貌を遂げている。
課外活動では、女子駅伝部が「第33回大学女子駅伝」で3位になり、6年連続シード権を獲得。2年前には弓道部女子が全国大会優勝した。また、ソフトテニス部の男女・硬式テニスの男女個人・バドミントン部男女団体・剣道部・柔道部等々が様々な部が全国大会に駒を進めている。昔の国家一種(キャリア組)の合格者も出ており、文武両道が本学の大きな目標となっている。やっと軌道に乗ってきたところだ。
就職関係ではとても。支部総会で先輩にお会いして感じることは『先輩方は宝物』ということ。先輩から支援をしてもらっているお陰で就職面では全国に誇れる大学として実績を挙げている。引き続きが学生の支援をいただきたい。グラバー亭の中に「旧長崎高商」の建物が移築されていたので、ボランティアでいた方に「松山高商」の話をすると「松山商大」ですねとすぐに反応が返ってきてとても嬉しかった。長崎高商が明治38年創立、松山高商が大正12年なので少し後輩ではあるがとても親しみがあり嬉しかった。今夜はしっかりと先輩方との交流を進めたい」との挨拶があった。
懇親会に入り、美味しい料理とお酒をいただき、名刺交換や交流が進められた。長崎といえば中華料理の本場。『桃苑』は地元でも食通に評判の店。前菜には、自慢の『自家製チャーシュー、クラゲ、鯛の香味揚げ、湯葉巻、鳥蒸し』湯として『フカひれ』主菜・主食交えて『えびちり、豚の角煮アワビ煮、チャンポン、皿うどん』点心は『杏仁豆腐』と豪華な料理をいただきながら、大学時代の出来事、単位取得の苦労や金欠病で大変な生活をしたこと。寮や下宿での生活の様子等々松山での話題には事欠かなかった。
世界遺産登録で物議を醸した「軍艦島」は、長崎半島から西に約4.5kmの沖合いに浮かぶ「端島(はしま)」。かつて海底炭鉱として栄えた島で、堀が島全体を囲い、高層アパートが林立したその外観が軍艦「土佐」に似ていることから、いつしか「軍艦島」と呼ばれるようになった。その名にちなんだ本格芋焼酎「軍艦島」は国際味覚審査機構(iTQi)にて優秀味覚賞☆☆を受賞!しただけあって、黒麹独特の深いコクと蒸し芋のような甘味の評判がよく、あっという間に売り切れとなった。宴たけなわの中、長崎支部恒例のダーツ大会が始まった。参加者全員が練習1回。本番3回でその合計点を競う。地元特産品や温山会グッズ等の賞品が準備されており全員楽しみながらのダーツ。いずれも高得点で成績発表はとても盛り上がった。
あっという間に時間は過ぎ『桃苑』での懇親会は終了の時間となった。予定していた校歌斉唱や最後のセレモニーは二次会でという事になり、参加者全員で会場から歩いて2~3分のスナックに移動して二次会が始まり、参加者全員によるカラオケタイムとなった。
ここでも“松山”のことが歌われた曲に人気が集まった。それぞれの得意曲を披露しながら楽しく交流が進む中、いよいよ最後に松山商科大学校歌が斉唱され、 ・・・(大 )による一本締めで懇親会は終了した。
【あとがき】異国情緒あふれる長崎の街。石畳や坂がとても多く、狭く入り組んだ道路や古い町並み等歴史を感じさせる佇まいが点在し、多くの観光客が訪れ楽しんでいた。総会までの時間があったため、宿泊場所近くから市電に乗り浦上天主堂に向かった。修学旅行の高校生が坂道を元気よく上り下りし見学をしたり買物をしたりして楽しんでいた。
高齢の方々のグループは、坂道にスケッチブックを広げ大浦天主堂や異国風の建物を熱心に描いている。宿舎の近くの中華街では、中学生の一団が道の両サイドの店の方々に声を掛けられ豚の角煮饅頭を頬張っている。一個300 円前後で手ごろ感、その匂いと中学生の笑顔に誘われ食べてみた。口の中で甘みのある豚肉、そのコラーゲンがトローッと溶け実に美味しかった。長崎支部総会は12名(来賓含む)ととてもアットホームな雰囲気の中で行われ、参加者の多くはこの年に一回の温山会の日を心待ちにしているようだ。起き抜けに宿舎近くの丸山公園の坂本竜馬像。そして、思案橋や丸山花街、カステラの福砂屋。朝食後は、出島、港、長崎県庁、長崎県警察本部等々駅まで歩きながら駆け足観光ができた。
長崎支部の皆さん「ありがとう」ございました。
来年もよろしくお願いします。