山口支部

山口県山口市周辺にお住まいの方

温山会山口支部総会開催報告

更新日:2015年9月25日

松山大学温山会山口支部総会開催報告DSCF6284 
 温山会山口支部総会が9月12日(土)午後6時から山口市の「ホテルかめ福」で開催された。開会に先立ち物故者への黙祷が行われた。続いて、栁屋武夫支部長より平成18年5月21日に設立総会を実施したこと。その年の11月に最初の総会が50名の参加で開催されたこと。以来10年、第10回山口支部総会が60名の参加により開催することができたとの記念総会開催の経緯が説明された。また、大学より村上宏之学長、興梠安温山会会長・林専務理事、キャリアセンター山戸富美子係長、池内聖東海支部長・重森貴裕事務局長、三好修仁広島支部長、木梨久太郎福岡支部長・横田つとむ会計責任者の9名に来賓として参加をいただいたことのお礼が述べられた。そして、記念すべき10年目であり60名を目標に準備を進め、多くの会員の方々の参加を得て支部総会ができる。これからの1年、1年も充実した支部総会にしたいのでご協力をお願いしたいとの挨拶があった。
 続いて、村上宏之理事長・学長より創立10周年目の温山会山口支部総会へのお祝いの言葉の後、大学の現状や学生の活躍の様子が紹介された。大学の近況報告があり、5学部6学科と大学院、短期大学部からなる総合大学になっていること。学生数が6,000人を数えること。旧南海放送跡地の樋又キャンパス(仮称)に新棟を建設しており、このキャンパスは地域社会の集いや交流の場、知の空間をコンセプトにしている。1号館のゼミ教室、3号館教室、研究センターの教員研究室。また、キャリアセンター事務部や社会連携室の移転が予定されている。ソーシャルコモンズという空間を設け、ITを活用したグループ学習や地域連携活動に利用し、レストランやカフェも併設の予定だ。完成は来年の3月の予定で、7月から供用開始になるので是非来学し見学頂きたいとの挨拶があった。また、課外活動においては、全国大学レベルで女子駅伝部が華々しく活躍しており、昨年4位入賞し5年連続シード権を獲得した。今回、優勝を目指して頑張っている。女子駅伝部の選手の中には、アジア陸上競技選手権で日本代表として出場した選手、日本陸上競技選手権では見事日本一に輝いた選手。ユニバーシアード日本代表としてハーフマラソン個人銅メダル、団体で金メダル獲得に貢献した選手もいる。この他、ソフトテニス部男女や硬式テニス部男女、軟式野球部、バドミントン部男女団体が全国大会に出場したこと。文系では、落語研究部が全国大学お笑い選手権D1グランプリで団体優勝したこと。松山大学は8年後には創立100周年を迎えることになる。地域の高等教育の拠点として、知の拠点として、卒業生・大学生が誇りを持てる学びの場としての役割が果たせるよう基盤と体制を整えていきたいので、ご指導、ご支援・ご鞭撻をいただきたい。松山大学と温山会との緊密な協力関係を築いていきたいとの挨拶があった。

DSCF6310興梠安温山会会長からは、昨年度は北海道支部と重なり失礼をしたことのお詫びの後、10回目の山口支部総会が盛大に開催できることへのお祝いが述べられた。温山会本部では、5月15日の温山会総会で林新専務理事が承認され全国の支部総会への参加をしていること。温山会のトピックスとして、42番目の支部としてニューヨーク支部が5人で活動し始めたこと。27年度に開催された7支部(福山・新居浜・福岡・東海・西条・八幡浜・北条・広島)と職域支部(有師寮と味酒野会【県庁関係者】このメンバーから副知事に就任された仙波隆三(大23))の紹介)の総会実施状況や42支部の主な活動状況や今後の予定が紹介された。
また、松山大学が2年前に90周年を迎えた。遅れること4年、温山会は2017年1月に創立90周年となる。現在本部内で三つの小委員会を立ち上げ、そのひとつ90周年小委員会で何をすればよいのか検討している。決定すれば、ホームページで披露したい。
 最後に「三つ(学生や教職員・支部と本部・地域)の貢献」として取り組んでいる。三つ目の地域貢献事業は、松山大学で長年取り組んでいるマイロード清掃運動(松山大学周辺)をタイアップ事業とし、7月11日(土)に実施した。10月10日(土)には、第2回目のマイロード清掃活動が予定されている。山口支部の皆様にも地域にあったボランティア活動を考え「温山会ここにあり」をアピールし、いい汗を流していただきたいとの要望がなされた。
 来賓紹介の後、26年度事業報告、会計報告、平成27年度事業計画(案)会計予算(案)等が承認され総会が終了した。
記念撮影の後、マンドリンアンサンブル「瀬戸の花嫁・旅情のボレロ・アリラン・青春時代・ラストダンスは私」の5曲を楽しんだ。次に懇親会となり、支部長挨拶に続き、来賓あいさつが行われた。岡屋武紀氏(大16)の乾杯の音頭で懇親会がスタートした。会の途中でゴルフコンペの表彰や来賓や会員スピーチ(若手を中心に)やじゃんけんゲームがあり大いに盛り上がった。宴の終わりは、松山大学校歌、松山商科大学校歌、逍遥歌とホールに歌声が響き渡った。最後は山口支部恒例の新人佐々木孝文氏(大60)による一本締めでめでたい10周年記念の懇親会が終了した。

DSCF6368 DSCF6354【あとがき】60名の参加により開催された山口支部総会、10年目の記念の年に相応しい充実した支部総会に参加でき大変光栄に思った。限られた時間や予算を有効に活用した支部運営の中に、日々の努力や大学への思いが感じられ感激した。平成卒業の中堅や若手の参加(来年は女性席を1テーブル確保予定)も多く、支部の中での先輩への敬意や後輩への叱咤激励は、さらなる10年への決意や意欲が溢れるものだった。二次会にも多くの方々の参加があり、いつまでもいつまでも大学や仲間、そして先輩や後輩が互いを思いやることばが行き交い印象深い夜となった。翌朝、湯田温泉駅から新山口駅に向かう列車の中は、サークル活動参加の高校生だろう日曜日なのに、多くの高校生が談笑する姿が見られた。山口支部の皆さんお疲れ様でした。「ありがとう」ございました。

 

topへ戻る